フッ素樹脂の撥水・撥油性について
前回の投稿で「フッ素樹脂が撥水と撥油性を持つ理由」について、「油自体の表面張力が小さい(表面で広がりやすい)のになぜフッ素樹脂は油をはじくことができるんだろう?」と疑問に思っていましたが、答えが分かりましたのでまとめます...
前回の投稿で「フッ素樹脂が撥水と撥油性を持つ理由」について、「油自体の表面張力が小さい(表面で広がりやすい)のになぜフッ素樹脂は油をはじくことができるんだろう?」と疑問に思っていましたが、答えが分かりましたのでまとめます...
岡野の化学でフェノール樹脂について勉強しました。フェノール樹脂の性質である「難燃性」について調べていったところ、フッ素樹脂が燃えにくい理由についてわかりましたのでまとめます。 そもそも燃焼とは 「難燃性」が「燃えにくい」...
岡野の化学でジアゾカップリングについて勉強しましたので、その代表としてアゾベンゼンについて調べてみたところ、とても面白い性質があることがわかりましたのでまとめます。 アゾベンゼン アゾベンゼンはこのように2つのベンゼン環...
前回の投稿に続いて、芳香族求電子置換反応では官能基によりオルト・メタ・パラのどの位置につくか(配向性)が異なるという話です。 前回取り上げた英語の資料に、「置換基がオルト・メタ・パラのどの位置につくかは官能基の性質により...
ベンゼン環の水素原子がニトロ基、スルホ基、ハロゲンなどに置き換わる「芳香族求電子置換反応」について勉強しましたので、それに関する英語の資料を読みました。 その中にトルエンのニトロ化の話が書いてありまして、オルト・パラ位の...
昨日は「自分がこれまでどんなことをやってきたのか、どんなことが好きでどんなことが嫌だったのか、どんなことに時間やお金を使ってきたのか」ということを書き出してみましたので、そこで気づいたことなどを書き留めておきます。 私は...
岡野の化学でナトリウムフェノキシドと二酸化炭素を反応させてサリチル酸を生成するコルベ・シュミット反応について学習しました。下図の反応機構です。 この反応機構で金属原子のNaをOとOで挟んでいるような形がでてきます。この構...
以前の投稿で「フェノールとカルボン酸が酸性になる理由」を共役塩基の安定性から説明することができて喜んでいたのですが、岡野の化学(42)を見て詰めが甘かったと反省しました。 フェノールとカルボン酸の両方の性質をもつサリチル...
ベンゼンのHとハロゲンの置換反応について、以下のような反応機構で進むことを学習しました。 Br分子は極性を持たないので、そのままではベンゼンと反応しません。そこでFeBr3触媒を用いてBr分子を分極させることで、ベンゼン...
けん化について学習したので関連する英文資料を読んでいたところ、界面活性剤が消火剤に使われているという記述を見ました。「なぜ界面活性剤が消火剤に使われるのか?」という疑問から、界面活性剤と表面張力のことを調べてまとめました...